ジオパークの教育について、ESDとの関係性を整理して、こういう観点で学習を計画・実施・省察すればいいのではないか、という枠組みを考えました。
Academia.edu http://goo.gl/VAxUdB
・ジオパークは、持続可能な人間と地球の関係づくりを重視しています。このジオパークの考え方が、ESDと大きく重なっています。
ジオパークの理念と、ESDの理念とは、同じ持続可能性の実現を目標としている点に共通点があります。従って、ジオパークで行われる教育活動は自ずと、ESDの色合いを帯びてくるものといえます。
・ジオパークで取り組まれてきた学校教育の取組みを念頭に置いています。
2012年の室戸ジオパーク全国大会では高校生セッションが開かれ、全国から、ジオパークの学習に取り組む高校生が参加し、ジオパークでの学習について議論しました。引率された先生方もそこに混ざって、一緒にジオパークの教育について議論を重ねました。その結果は、高校生宣言として発表されました。論文で提示したジオパーク学習の枠組みは、このジオパークの高校生の取組みを念頭に置いて、考案したものです。
・枠組みの開発にあたっては、実践研究の実績がある国立教育政策研究所のESDフレームワークを軸として、ジオパークでESDを計画・実践・省察するための枠組みを考えました。
ESDを計画・実践・省察するために必要と考えられる枠組みについては、国立教育政策研究所がESDフレームワークを公開しています。このESDフレームワークを、ジオパークの理念・教育の実態と照らし合わせ、新たにジオパークでのESDフレームワークを開発しました。概念的な枠組みと、育みたい能力・態度の枠組みの2つを示しました。
論文 山本隆太・五島政一 2014. ジオパークの教育の体系化に向けたジオパーク版「持続可能な発展のための教育」フレームワークの開発. 糸魚川市博物館研究報告第3号13-25, 2014年3月.
※3月15日10時00分~16時00分 日本地質学会関東支部主催 地学教育サミット・ジオパークと教育~楽しく元気に大地の公園~が開かれます。
※3月28日 13時00分~16時00分 日本地理学会ジオパーク対応委員会主催 公開シンポジウムS01:「ジオパークにおける教育力――変動する地球で生き残るために,何をどうやって,どのように伝えるか――(第2会場)」が開かれます。