地理のプロファイル
地理履修学年:5,7,8,10,11,(12,13)
教科書:5,7年生はTerra(Klett社)、8,10年生はSeydlitz(Schroedel社)、11年生はMensch und Raum(Cornelsen社)
教科の目標:
空間における態度(Orientierung)、自然と環境への責任感、アイデンティティの確立・世界の世論・寛容、政治教育とグローバル化、問題解決型思考
カリキュラム:
・5年生: 地球の生成についての知識、地域・バイエルン・ドイツについての自然ファクター、地方と都市の空間構造とプロセス、「地域空間をルーペでみる」(eg.地域の農業)や「世界への扉」(eg.ラテン諸国の火山)などの学習を通じてグローバルな関連性を学び、知識を結びつける経験をする。地図の利用は情報活用モジュールにあたる。
・6年生:地理的な内容は新科目自然と技術でも取り扱われるが、レールプランG8の6年生段階では地理がでてこないことが、地理的な素養育成にとって損失となっている。
・7年生:ヨーロッパの多様な自然地理的特徴、自然の経済的利用の共通性と差異性、ヨーロッパにおける協働の必要性とチャンス、ヨーロッパ諸国に関するテーマ的地誌(年間レポート)。プロジェクト学習によってグループワークとプレゼンテーションを行う。
・8年生:熱帯・亜熱帯地方における発展途上国。日常テレビやメディアを通して知る知識を地理学習を通じて明らかにし、整理する。プロジェクト学習(東洋、ブラックアフリカ、ラテンアメリカ)を通じて、南北格差の原因と結果を考えるようになる。図表の判読が行われる。
・7年生、8年生は全員NationalGeographic Wissenに参加する。教育活動として大きな評価を得ている。
・10学年:アジア、アメリカ、ロシアの経済成長がどのような自然、経済、文化、政治の協働によって発展してきたのかを知る。発展途上国と先進国の結びつきをグローバリゼーションのもとで見直す。10年生にもなると抽象概念の理解や予備知識があるため、こうした学習が可能である。プロジェクト学習として、地理的な方法と教科横断的コンピテンシー(地図作業、衛星写真判読、気候ダイアグラム作成、外国語新聞の読解)を深めていく。
・11学年:地理ゾーン(Geozone)についての知識、エコシステムの構造・機能とその危機についての知識の獲得。グローバルな視点から、将来重要となる資源の貯蔵、利用、危機と保護について扱い、持続可能な発展の観点からディスカッションを行う。
・12学年:空間的な非均衡について様々なスケールレベルで分析する。ひとつの世界において、発展の差異を生む複雑な作用構造を取り扱うが、グローベルレベルと地域レベルの強い結びつきが意識されるようなテーマが取り扱われる。その際、現在から将来にわって非常に重要である人間―環境の関係が含まれてくる。この関係性は、理論に基づいた地理学的方法を用いて分析されるものである。この分析をより充実させるのにGISソフトウェアがある。
※基準となるレールプラン: レールプランG9、レールプランG8
・その他、エクスカーション(BMWやSiemensなどの企業やカタルーニャ地方など)を行なっていることや12・13年生は「変革のヨーロッパ」「巨大権力の比較」「途上国」「将来の地球」などのテーマで学習している。