まえがき
1.導入
2.未来志向の地理授業が抱える課題と目標
3.地理の教職課程に対する内容的要求
3.1 専門科学の資質
3.2 教科教育に関する資質
3.3 教育科学に関する資質
4.プロフェッショナルな地理の教員養成のための人員配置、設備、構造的な条件
5.結論
5.結論 の意訳
ドイツの大学で地理教員になりたいという学生を教員としてのプロに育て上げるためには、必要不可欠な資質である地理学の知識・技能、教科教育の知識・技能、教育科学の知識・技能を獲得できるような、就学機会が保証されるべきである。
以上のためには、特に三つの要求が、地理の教員養成を行う研究機関や学部に対して突きつけられる。
1.地理学および地球科学の領域やそこから派生する内容・方法に関して学ぶ授業などが提供されていて、かつ、それが学校実践の裏打ちとなるような、広範かつ専門的な養成
2.丁寧で、学生一人ひとりに合わせたケア保証するための、適切な人員配置(教授の数)による包括的な地理教育
3.地理の教授教材、学習教材の幅広い整備と、地理教育学習ワークショップおよび研究ワークショップ
上記のように構想された教職養成は、地理の教員志望者のプロフェッショナル化を促進するだけでなく、研究機関や学部の内部における地理教育の独自性、専門性をより先鋭化させる。さらには、社会の将来を考え、その発展を目指すような資質を獲得させるという教育目標に対して、地理が貢献できることが明確になる。